代表挨拶
三代目 代表取締役 濱田 雄司
浜田漁業部は大正5年、初代濱田清吉が一隻の櫓漕ぎ船からスタートしたのが始まりです。富山県入善町出身だった濱田清吉は明治の末、帝国海軍所属時に宮古湾で見たスルメイカの大漁を目の当たりにし、漁師を志します。その後第二次世界大戦後の激動と動乱を潜り抜けてきました。
二代目濱田正男は昭和40年に個人会社から現在の会社組織として有限会社浜田漁業部を設立し、その後、北洋流網漁業から遠洋マグロ延縄漁業へ転身を図り、現在の浜田漁業部の基盤を築きました。
現在では遠洋マグロ延縄漁船を3隻所有し、操業に励んでいます。
かつて日本の遠洋マグロ延縄漁業は品質・漁獲量ともに世界一でした。
しかし現在の日本の遠洋マグロ延縄漁業は、品質では外国船に追いつかれつつあり、漁獲量では、外国船に抜かれてしまいました。
さらに漁獲規制や他国からの安価なマグロとの価格競争、燃油の高騰など、多くの課題に直面しています。
そこで弊社は2012年3月、第88清福丸を建造しました。
この船は最新の省エネ技術とナノバブルを使った世界初のマグロ処理技術が搭載された次世代型遠洋マグロ延縄漁船です。
この最新技術でもう一度メイドインジャパンのマグロが世界最高品質だとういうことを世界で証明するため、そして日本の皆様が安心・安全・美味しい天然のマグロを食べ続けられるように、今後とも漁船漁業会社として奮闘していく覚悟です。
三代目 代表取締役 濱田 雄司